星を追う子ども109シネマズ名古屋舞台挨拶 - 気ままに絶チル! 忍者ブログ
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ネタバレ必須なので観ていない方は後で読まれることをお勧めします。
後、映画見ていない方はパンフレットは見た後で読みましょう。そしてもう一度観ることをお勧めします。


今日は星追いの舞台挨拶を見に行きました。とりあえず映画開始に間に合わないかと思い名駅から走り着いたのが16時03分まじギリギリでした。2回目の視聴なのに今回も涙が、自分がぐっとくきたのは2回、一回目は、マナと一緒に寝る所からミミ(ヤドリコ)が、シュンであったことに気付き「さよなら」を言うシーンを経て、亡くなり、ケツァルトに返すまでですね。もう喋ることのできないマナと気づいたアスナに涙です。
もうひとつはやはりラストとED。森崎とリサの掛け合いはもうね。卑怯ですよ。井上和彦さんだし、島本須美さんだしねw

舞台挨拶で監督が作品の説明をして下さり、ようやく、明日菜がアガルタに何故行ったのかがわかりました。まぁいろいろなところで主人公の旅だった理由がわからないといろいろ書かれていたのでそれに対する回答だったのかもりれません。モリサキは、そのままの理由ですが、アスナの場合、ひとつは特報でも言っているように「サヨナラを知るための旅」でしたので、シュンとモリサキに対してはそれは達成されたのではないでしょうか。でも、モリサキに対して実質言ったのはリサであり、船で旅立った以降のアスナには理由がなくなってしまうのですが、そこで、監督の説明が加わるのですが、はっきりは覚えていないので感じ取ったところで言うと、小学生や子供時代は特に目的とかもって何かをしていたわけではなく、とりあえずやってみてその結果からいろいろ覚えていくもの、アスナの旅も途中からは特に理由はなく、日常からの解放で楽しんでいただけ。でも旅をしている間に色々なことが起こり、自分に危機が迫りふと考えると、ただ日常が寂しかったからと気づくということだと自分で判断しました。アスナは小学生なのに父親はいないし、母親は仕事、家事はすべてこなし、学校ではお利口で居るですから、相当大変だったのでしょうね。昔から子供ではいられなかったのかもしれません・・・

とあとは、お話されていたことで覚えていることを書きます。
星を追う子どもの制作期間は2年。プロットに半年。秒速5cmの後、文化庁の仕事で色々国を巡っているうちに自分の作品は日本人の常識(冬は雪、春は桜など四季があるとか)を根底に作っているものが多く、海外では通用しないのではないか、ということから、今までと全く別の作品となった。絵はジブリというより世界名作劇場のような柔らかいものを目指した。絵には2つの分類がある、ひとつは今でいうジブリのような日本のアニメにずっと受け継いできたやわらかく変わらないもの。もうひとつはマクロスや らき☆すた などその次代のはやりで作るもの。今回は前者を選択しずっと見てもらえるものにしたのでしょうね。
声優はイカちゃんを意識して選んだわけではないが、オーディション後に金元寿子さんが侵略イカ娘でブレイクし、アフレコするときにはイカちゃんに染まりすぎてて払拭するのに苦労したこと、映画の主役が初めてとのことで制作スタジオ見学とかに読んだ。など。入野自由さんは千と千尋の時から完璧。あの年齢の声優さんでシュン、シンと色の違う役をやってもらうにはこの方しか居なかった。井上和彦さんは、好きだから。(自分もBLUESEEDの草薙さん以来大好きw)

昨日今日見に行って、終わってからパンフレットを読もうと思い、今見てみたら、監督の説明がはっきり書かれていましたね(^_^;)なんだか違うこと書いていてどうだろうというところもありますが、公式解説はパンフレット観てみてくださいね。それからもう一度見ると大きく変わるのかもしれません。今サラッと読んで「喪失」かとタイトルの意味とか改めて実感。

この作品は今までの作品と大きく違っているためどうだろうと言う方も多いと思いますが私はすきです。確かにモリサキがムスカに、明日菜がナウシカとシータとキキに、シンがハクとアシタカに、ミミがキツネリスとか絵柄的に見えてしまうw感じもしますが、そこは狙ってやっていることなのでいいのです。アクションも、音楽も映像美も素晴らしいと思いました。ぜひ一度見て見てはいかがでしょうか。
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